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モンスターボール100個

インターネットと一緒にあそんで、かんがえる場所

ももいろクローバーZ(ももクロちゃん)は、日本がみている希望

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今までにないパワーで日本中を飲み込んでいく5人の少女達

このブログにはよく、自分自身の中で「この気持ちが、増幅しすぎて溢れ出してしまいそう!」ということを書いている。

今回は僕が人生で初めてはまってしまったアイドル
ももいろクローバーZ(旧ももいろクローバー)について書こうと思う。



しかし、彼女達の事を書くその前に、全国のももクロのファンの方に、特にコアなファン、通称モノノフの方達に謝っておかなければいけないことがある。












僕はにわかである。












彼女達が代々木公園で路上ライブをしている時から、
かなこがまだ帽子をかぶりながらパフォーマンスしてたころから、
それから飯田橋に移って活動して、また秋葉原石丸電気でライブをしていたとき
ヤマダ電機全国ツアーや、メジャーデビューの瞬間、
キングレコードへの移籍、K−1でのハーフタイムショー。
初の単独公演だった日本青年館でのももクリ。
全て彼女達が全身全霊で表している様に、
モノノフの皆さんがあったからこそ今の彼女達がいる。

ほんとそう思います。


そんな中でとんでもないにわかの僕が偉そうに、
ももクロの事あーだこーだ語るなんてホント筋違いで。

どれくらい筋違いかっつーと、「ワンピースの事を新世界の魚人島から読み始めたくらいで偉そうにワンピを語る。」くらいだと自分では思ってます。(もちろんワンピをそこから読み始めて大ファンになった人がいても否定なんてしないけど、そんなタイミングでももクロと出会ったもんだから中途半端さが半端ないのは重々承知で申し訳ないくらいですほんと。)
特にあかりんが脱退してからファンになるっていうのはやるせない悲しさがある。。

で、そんなこと言いながらも今回は彼女達の魅力を語りたいと思います。
この話の冒頭での気持ち悪さに僕の事をリアルに知っている人はドン引きだとは思いますが、
この段階で「ウッ…。」となったひとは今すぐこのウィンドウを閉じる事をお勧めします。

これから更にヘビーになります。


ももいろクローバーZ、5人の元気な女の子達

ももいろクローバーZ(旧ももいろクローバー)、通称:ももクロちゃん
百田夏菜子玉井詩織高城れに佐々木彩夏有安杏果の5人からなる、週末ヒロインである。
(現在は、高校を卒業しももクロに専念した高城れには毎日ヒロインを名乗っている)

色々なアイドルを分析してなぜ彼らが他のアイドルより魅力的なのか。。。
そこまで考察っぽく書こうとは思っていない。

自分なりにとっても好きな理由があるからそれを書いていく。
至らない点ばかりでだめだめーだとおもうけど許してください。



ももクロはヒップホップと良く似ている

彼女達のパフォーマンスは、ヒップホップのもつ「かっこつけをかっこつけてやる」態度とにている。そして彼女達のデビューシングル「行くぜっ!怪盗少女」や「Z伝説 - 終わりなき戦い」の歌詞の内容は“自己紹介”である。これもまたヒップホップと良く似ている。僕が大好きなヒップホップもまた自己主張がはっきりしていて「俺はどこのどいつで、こんな感じでやってるぜ!」という主張を必ずするもんだ。そこが堂々としていて、ダサいと思うどころか楽しそうで逆に憧れてしまうのである。

そして彼女達のパフォーマンスや歌詞、曲調には様々な世代の定番や名台詞、ギャグなどのネタが「サンプリング」されている。

例えばChaimaxx。ここでは僕が子供の頃から好きだったドリフの踊りがサビ部分につかわれているし、明日のジョーっぽいおっさんがでてきたり、武藤のポーズ(ライブでも競演しているし)など沢山の要素で構成されている。しかもそれはオリジナルではない受け継いでインスパイアされたものがほとんどだ。

Z伝説では、ゴレンジャーみたいな衣装に、コマネチだったり、シェーみたいなZのポーズだったりウルトラセブンのビームのポーズだったり、やりたい放題で。。

ヒップホップでいえば、これと似てるよね。

猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」では、宇宙戦艦ヤマトみたいなダイナミック感ある音楽で始まったかと思えば、Z戦士みたいな気が爆発したみたいな表現がつかわれてたり。

Z女戦争ではサビの「りんりんりんりりん」とかフィンガー5かよってとか、健康ランドのじいちゃんばあちゃんっておい!

ココ☆ナツではサビが「ココココーッココッコッコー!」だけだよ!?やばくね!?

とちょっと脱線したんですが、そこもまたヒップホップと似ていて、
今やJ−POPも一通りロックやパンクやラップなどを取り入れて、色々開拓されて、一種の壁にぶつかっていた時に、世代を超えてひっぱってきてマッシュアップする事で古いものを新しい作品へと変えていったヒップホップの様に新しいJ−POPの形を作っていっていると思う訳です。

なのでやっぱり日本のヒップホップの大御所なんかとはそうとう相性が言い訳で、

こんなマッシュアップ

こんなマッシュアップも全然あってしまうわけですね。

相乗効果で200倍よくなっているという。。


そういった背景のある曲とパフォーマンスを、ライブなどで見るとき(ニワカなのでまだ行けてません)ほんっとうに得られるエネルギーが半端ないんですっ!先程記述したココ☆ナツなんかライブだとサビ部分踊りながらやってるからほとんど歌えてないんです。でも頑張って息切れながら歌うんですけど。。そういった所からも一生懸命さが他のアイドルと違った形で120%届いてくる。そこは間違いなく魅了されるポイントなんですね。



世界観がアニメと似ている

「アニメから飛び出してきたようなアイドル」というのは誰かがどっかのインタビューでももクロちゃんに対していっていたのですが、ソース元が不明なのでその出所は確かめられないんだけども。
でも、本当にその言葉の通りで彼女達はアニメで語られていたような少し現実味の無い理想の世界観を体現しようとしているように見える。

最近のアニメも良く日常を抜き取りその中での人間ドラマなどを丁寧に描く様になってきた。
アニメがサブカルから今のメジャー感溢れた文化になる流れの中で、ストーリーに置ける人間の描写はさらにファンタジーでありながらも、現実に置き換える流れを作ってきた。

「妹」という設定や、俺自身がハマった「嫁」という概念も昔からあったにせよ、露骨にアニメで使われる様になってきたのは最近だ。それとは逆の方向でも、彼女達の出す「全力感」はアニメでよくある「熱血」感あふれるテンションだったりストーリーの勢いの良さだったりに似ていて、先程述べたパフォーマンスによく詰まっている。

アニメの「熱血感」溢れる作品で例をあげるとすれば、間違いなくこの2つ。
G−GUNDAM

そしてグレンラガン


つまり、現実では希望が持ちにくい事柄に関してはアニメのキャラで表された理想像を支持して、
それを希望し期待する事で失望感を担保しているのだ。

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そして、それまではこんな事はアニメや作り話でしかなかったはずが「今会えるアイドル」と言った形で現実世界に6人も現れた。これは衝撃的過ぎる。みんな等身大のまんま全力でファンを楽しませる事を想い、頑張っている。その中でぶつかりながらもメンバーやスタッフ、そしてお客さんを想い強くなっていく友情。溢れる感謝の気持ち。民放のドキュメンタリーでさえ既にうさん臭くて泣けなかったのに彼女達の歩みを見ているだけで泣けてきてしまう。それは本当に彼女達が嘘偽り無く僕達の前にいてくれるからだ。

しかもおばかでちょっと恥ずかしいことも、中2?的なノリでメンバー全員で思いっきりたのしんでやっている。Quick Japan vol.95号でかなこぉ↑↑が「基本、ももクロの踊りって1人でやってると変なんですよ。完全におかしな、すごいふざけてる子なんですけど、それが6人まとまってやると、ちょっとかっこよく、まとまりよくみえる。」って言っていて、そしてもう終いには「私たちはいつも芸人みたいなアイドルになりたい」って言っちゃう。そんな「お馬鹿なこともありながら大切なものの為に全力で向かっていくピュアな女の子達の物語。」なんてもぅアニメでしか接する機会ないですからね。いわば、、スパロボに出てくるような女の子メインのアニメを見ている感じですね。
(その点で言うとトップをねらえ!とかマクロスも近いのかな。そこら辺はちゃんと見ていないのでなんとも言えないんですが。)




愛されているということ

周りにどんな人がついているのか見ることで、その人達の価値が更に高められる時がある。それは数ではなくて、いかに周りの人達に想われているかということ。毎回様々なところでももクロちゃんの話をするし、いろんな雑誌やブログやニュース記事をみるけど、本当に愛されている。みんな同じ様にその子達の事を応援したいと想い、等身大の彼女達を大切にしたいと想っている。ファンでその子達の事が伝わってくるのだ。ライブにいった人達の話で良く聴くのはファンが礼儀正しいということだ。そしてそれは間違いなく、ももクロからもらえるものを本当に大切にしたいとおもっていて、それをライブくるときは尚更みんなで共有してすばらしい時間を過ごしたいと想っているから。そんな思いにさせてくれるグループは、間違いなく素晴らしい。

そして僕もニコ動のウェスタンショー時代から好きであるヒャダインさんも、ももクロちゃんを戦友と呼ぶくらいにおもっていて、(デビューシングルの行くぜっ!怪盗少女ヒャダインこと前山田さんが作詞作曲)彼女達との信頼関係も熱い。前山田さんが特集された情熱大陸でも彼がももクロのコンサートを見にいって泣いていたっけ。。
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また南海キャンディーズの山ちゃんもまたモモノフであり、元メンバーあかりんがやめる際に自分のPodcastももクロメンバーを招き、ファンと一緒にメンバーからあかりんへのサプライズのラヂオドラマをプレゼントして、あかりんが別れる事を一緒に泣きながら惜しんだりしたのだ。

山里亮太の不毛な議論 2011/4/6 ゲスト ももクロ①(早見あかり卒業)
http://www.youtube.com/watch?v=HYP4T-6U4No&feature=share&list=ULHYP4T-6U4No



そこらへんは本当にみんなに愛されてるなぁって感じるし、そこを感じると涙無しでは見れないのである。







結局…..彼女達の一番の魅力は?

色々話したけど、よくきかれると
「汚れていない、全力で、一生懸命に生きているオーラが!」
みたいなことをいうんだけど、
こうやって改めて考えてみると一つパッと浮かんできたイメージがある。

















彼女達の「ありのまま」の姿である。













歌、ダンス、トークどこかずばぬけて「うまい」だろうか。どれをとっても彼女達よりうまくやっているアイドルはたくさんいる。外見の見た目も他のグラビアアイドル路線の子達があつまるグループだってたくさん存在する。彼女達は様々なメディアで紹介される時も、自分たちで「私たち歌をあまりメインでやっていないので、歌があまりうまくない。」と言うぐらいだ。

確かに、ダンスの激しさが他のアイドルより伝わりやすいということはある、曲調に振り付けやライブのパフォーマンスを観ても「可愛く、アイドルの王道を行くような振る舞いで」いっては絶対に出せないエネルギーを感じる。

でも、そんなことよりも僕らは彼女達の「ありのまま」に一番魅了されているのではないだろうか?







僕はどうしても、勘ぐったり反骨ぽぃ態度で物事をみたりしてしまう。
特に去年も4月あたりは自分の中で、政府の原発に対する対応、マスメディアのくだらなさに対する反骨心が震災の影響も重なってマックスだった。

その時の衝動は、意外なものを通じて緩和されて、
その時は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のめんまだった。

でも、その後も基本的に現実世界で起きていたマスコミと企業、官僚の癒着。
政治家の団結のなさ方向性の不明確さや、またメディアでこれまでさんざん観てきた「やらせ」「広告の作られた流行」に僕はうんざりしていた。(ステマという言葉などもそういった流れで流行ったのであろうと思う)。
だからこそアニメという二次元世界にはしったのだし、
この世は虚しいのでめんまを嫁にしたいと本当に思ってしまったぐらいだ。

それが、正直ももクロちゃんをみていると人間に“希望”がもてるのだ。
この癒着もやらせもしょうがなくもへこへこして働く人達も、
平和ボケして原発の問題は何も解決していないのにのほほんと通常モードに戻っていった日本社会も、

彼女達を見ていると
「いや、こんなに純粋に、ありのままで、一生懸命に、
こんなに腐った社会で生き抜こうとしている子達がいるなら、まだ希望はある!」

そう思っちゃうんです。


その“ありのまま”さは、最初にオリコンデイリーランキングで11位になった時のかなこの言葉や、


はじめての単独でのホール貸し切りでの公演をした日本青年館ももクリの時、みんなが泣きながら出てきた所や(ごめんその時の動画は見つからんかった)

中野サンプラザももクロ春の一大事であかりん最後の時の、全員のあの姿に全て溢れ出ていて、
そこは正直言葉にする必要が無い。



それはまるで、失った理想郷の自分たちの人生。
困難や喧嘩を乗り越えた友情、人間関係の素晴らしさ、
一生懸命に生きる事の素晴らしさをいつのまにか忘れてしまった人達が
彼女達に希望を託している様に見えた。




僕はライブチケットを買うのに必死になった、
やっぱりライブでのパフォーマンスを生でみたいし、
大声でありがとうの気持ちを込めて応援したい。
彼女達に恩返しがしたい!




そんな気持ちで「世界のももクロ No.1」とファンがコールする動画を見ていた。







ハッとさせられた。










「これはもう、宗教だ。」





特定の何かの為に、こんなに人があつまり必死に応援し、
その為にいろいろなものをつぎ込み、そのおかげで自分も希望を持ち、
頑張って生きてみようとおもう。。。

これが宗教じゃなくてなんだろうか。

しかも、ももクロには早見あかりの脱退という
ももいろクローバーの「死」を匂わす一大事と

そしてそこからのももいろクローバーZへの「復活」
という神話てきな話も揃っている。

これがセットになって今爆進して止まらない
彼女達をみると人は完全に魅せられてしまうのだ。














僕が言いたいのは、



自分たちがいる日本は平和で、落胆する事なる行きていける。
金は稼げる、がっつりど根性精神でいけばやれる!

そうやって「中身の無い幻想」を希望にして、
実際にお金を稼げた時代がおわり、
人は夢をなくし、鬱になったり、
家族や友人との人間関係に悩まされ、




その矢先に、東日本大震災があり。









その瞬間、それ以前の「ぼんやりしているけど、もしかしたら希望を持てる何か」
というものはことごとく崩れさって、途方に暮れた。






そんな時に、今までにないくらい純粋に希望に満ちあふれた
踊りと歌声で世界を照らし出したのが

ももいろクローバーZだったのだ。




多くの人は今ももクロを想い、期待している。





人はみんないつの時代も、よりどころを探してきた。



2010年代からの時代、ある人はももクロによりどころを見つけたようだ。




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追記1

この人の語ることが、おれが「にわか」から抜け出せず、
ももクロは宗教だ」っていう理由だよ…。必読!
第9回:イトウさん編 ー 連載: アイドルのいる暮らし
http://tower.jp/article/series/2012/12/13/idlelife_09