モンスターボール100個

インターネットと一緒にあそんで、かんがえる場所

日本の若者が加速させる自国の衰退

国の命運はやっぱり働き盛りの世代に掛かっている

TPPが悪いだのなんだの言って嘆く人が多い。
実際に日本に不利に働く可能性があるのはわかる。

だけど本当の問題は、若い世代が第1産業を含め、
地方で世代を超えて育ててきた「資産」を見捨ていることだと思う。

農業がダサい、稼げない、家業を継ぎたくない。
それがレールの上を行くということになるからかわからないが、
多くの人はそれぞれの家業を捨てている。

つまり自分の親が積み上げてきた信頼や技術、
実績をそこで止めてしまっているのだ。

自分で1から自分だけの人生を過ごしたいというのも分からないでも無い。
実際に自分もそうしているし。

だけど、やっぱり有効活用しないのはまずいよな。と。

んじゃー、適任な人材は誰なんだよ

時代が変わりルールも変わった時、
その変化に柔軟に対応して生存戦略を導きだせるだけの
エネルギーと能力が備わっているのはその時代の若い世代なのだ。

なのに、既に年もとり、スマホに移行することすら、いや、
携帯を使いこなすことすらままならない人達が、新しい制度、
そしてスマホはおろかウェブをベースに捉えた新しいビジネスのやり方についていけるはずがない。

これを彼らに全て「頑張ってついてこい。」というのはあまりにも乱暴である。

だから、今の若い世代は本当に日本の農業や地方を救いたいなら家業を継げ。

地元に戻って貢献しろ。といいたい。自戒を込めて。