フリーランスのアートディレクターとして生きていく為の必需品(2015年度版)
この記事は去年の年末に投稿した「フリーランスのアートディレクターとして生きていく為の必需品(2014年度版)」のアップデート記事です。
100poke-ballin.hatenablog.com
独立してもうそろそろ2年ですが、とりあえず今年2年フリーランスとしてやってみて
コレは必需品だと思ったものをまとめてみました。
実際に使っているもの中心に
「便利だ。」
と強く感じるものをまとめて紹介します。
1:Makeleaps
このおかげで今年の後半から僕の業務に割ける時間が大幅に増えました。
月末になると、金額の確認→請求書を作成+封筒に記入+郵便局/ポストに投函で合計最低2時間はかかってました。件数が多ければさらに...。
この時間はまさに無駄だと思ったので(請求書を丁寧に書いて送るクリエイターさんたちの気持ちもわかります。僕も昔はそう思っていたので。)
事務処理を手伝ってくれる人を一人雇うより安いし、事務的なことは極力時間さきたくないのでとても助かりました。
今の僕の規模だと取引先5社まで管理できる無料のプランで十分です。
(てか無料になってた。前は自転車プランでもいくらか掛かったような気がするんだけど)
そしてその請求書を郵送するのは1通199円。これであらゆる手間が省けるので重宝しています。
同じようなサービスで、misocaというのもあって、
そっちの方は取引先数無制限で1通あたりのコストも安いので
そちらも来年は検討してみたいと思っています。
www.misoca.jp
2:【会計ソフトfreee(フリー)】
言わずもがなだったんですが、去年は載せていなかったので。
確定申告から会社設立までの事務作業を簡単にしてくれるソフトです。
銀行口座と連携させて収入と支出をほぼ自動で管理できるし、
先ほど紹介したMakeleapsとmisocaとも連動できるという...。
あまり使いこなせているわけではないですけど、今後どんどんお世話になりそうです。
「スモールビジネスに携わるすべての人が、 創造的な活動にフォーカスできるよう」
という理念を本当実現してくれてます。ありがとうございました。
3:APPLE MacBook Pro Retina Display ME294J/A
当たり前過ぎますけど、これね。で、重要なのは15インチってところです。僕はMacbookのみで全ての作業をやっていますが、最低でも15inchは無いとデザインの作業はできません…。狭いと見える部分も違うし、他の資料を見ながら…など“〜ながら作業”ができないので色々不便です。
4:デュアルモニター用に、EIZO FORIS 23.8インチTFTモニタ ( 1920×1080 / IPSパネル / 4.9ms / ノングレア ) FS2434
使うのは業界人なら御用達のEIZO。今の時代、紙媒体よりもウェブの仕事の方がフリーランスに取っては多いです。ウェブだとモニターによって色が違いすぎて管理できないカオスな状態がまだ続いていますが(この問題今後どうなっていくんだろう…。)、少なくとも印刷する制作物のクオリティ管理は、クオリティの良いモニターでやらないとダメです。
へんに黄色みがかかったり、すぐ劣化して色が偏ったりしてしまうモニターはでかくてもクソなので、良いものを使います。
で、僕は15インチのEIZOという少し小さいのを予算の都合上デュアルモニターとして使ってたんですが、調べてみたらもっと大きいサイズでも最近はそこまで高く無い値段で変えちゃうんですね。
24インチがこの値段なら、設備への投資として買い替えようかなと思います。作業これでかなりはかどりそう。
5:ネットプリント
A4以上のサイズ、そしてレーザープリントの質での印刷ができるプリンターを保有していないので、今年もネットプリントにすごいお世話になりました。
スキャンもA判〜B判のプリントもできちゃうし、なによりそういうプリンターを買うより安上がりなのでとても重宝しました。ただし大量に印刷して検証する“デザインの詰め”の段階では出費が嵩みます…。
6:LINE(などのメッセージングサービス)
これのおかげで良い意味でも悪い意味でもどこでも仕事できるようになりました。
万歳。
7:ノートブック用のケース
ですが、できればhttp://hardgraft.com/でうってるようなショルダーバッグが欲しいなと思っています。
去年言ってたこと実現させまして、今年はhardgraftから出ているショルダーバッグを買いました。
Flat Pack - Slim Messenger Bag for iPad or MacBook – Hard Graft
僕の持っている色は紺。値段は結構しましたが一生使えそうなので満足。
でもバックパックとかに入れる際にはcintiqについてきたスリーブみたいなのを使っています。
8:BOSE QuietComfort15 ノイズキャンセリング・ヘッドホン QuietComfort15-S
僕はルームシェアをしているのですが、僕のいるシェアハウスは平日は週に4日くらいは必ず誰かしら友人・知人が訪れます。そして週末もハウスパーティーだったり、チャーチだったり、人が居ることが殆ど。
そんな中でどう忙しいスケジュールの作業をこなくかというのは死活問題です。そのため周りのノイズをシャットアウトしてくれるBOSEのヘッドフォンにはホント感謝してます。
まず大抵の音は聞こえなくしてくれるので、音楽かけずともこのヘッドフォンをかけるだけでとても集中できます。頭だけ精神と時の部屋にはいった気分。
そして、音楽もかけると後ろで誰かが喋っていてもわからないくらいになるので、そうなると誰かが邪魔して話しかけてきても普通に無視できるし、横でハウスパーティーしてても気になりません。
バッテリーの食いが若干はやいかなーと思いますが、それに見合うだけの仕事はしてくれるので◎でしょう。
9:Dropbox
これで今僕が日々使う80%のファイル管理をしています。
無料プランで2GBもしくはプロプラン月1200円で1TBという料金プランで、恩恵をうけるならプロで...。という感じなのですが、僕はかなり初期の方からのユーザーで、その時に色々な容量アップキャンペーンや、友人招待キャンペーンをやっていたのでそれを通じてそうとう容量稼ぎました。
今となっては19GBを無料で使っています。
無料プランの約10倍なので多分今後も有料にはすることなく使っていくと思います。
登録はこちらから↓
Dropbox - どこからでもあなたのファイルにアクセス
10:Home - Droplr
クライアントなのに大容量のファイルを送る時、みなさんはどうやって送っていますか?
firestorageや宅ファイル便、gigafileとかでしょうか?
最近はDropbox経由で送ることも稀ではなくなりましたが、僕は操作性からDroplrを選んで使っています。
ダウンロードするとメニューバーにアイコンが表示さます。そこに共有したいファイルをドラッグ&ドロップするだけでファイルがアップロードできちゃって、しかもアップロードが終わったら共有リンクを勝手にクリップボードにコピーしてくれるので、アップロードしながらメールを書いて最後に⌘+Vでペーストして終わりっていう感じで出来ちゃいます。
毎回あのあざといでかさの広告みなくていいしシンプルなので愛用しています。
11:クリエイター向けソフトとサービス | Adobe Creative Cloud
うん十万という価格だった製品版から、月額5千円という値段で使えるようになったAdobe製品。こちらもデザイナーには必須ツールですが僕もCreative Cloudを使っています。
「5千円って高くね?製品版の方が結果的に安上がりでしょ?」
という声もありますが、僕の場合ずーっとフォトショやイラレを使う訳でもなく、時には半年ぐらいコーディングメインの仕事だったりすることもあるので、そういう場合にはCreative Cloudのように要らない月は契約しない。みたいに使えるのが丁度良いです。
まぁ3ヶ月単位なので調節難しいですけど。