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モンスターボール100個

インターネットと一緒にあそんで、かんがえる場所

ニュースを見る・読むとき気をつけたいこと

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世の中の出来事により賢く向き合うためのお勉強。

私はニューズオプエドという平日4時から1時間、
Ustreamで生放送しているニュース番組をみています。

これは上杉隆氏が運営する、
Opposite Editorialをキーワードに
(新聞の寄稿論文などで、社説とは反対の意見を取り扱ったりすること)
ニュースを配信する番組なんだけど、
これがとても良い。

その上杉隆さんが書いた、
ニュースをネットで読むと「バカ」になる
(タイトルは出版社側がつけた名前でバカ呼ばわりするのは不本意らしいが。)
を読んで勉強になったポイントを
書いておこうと思う。

というのも、視聴者プレゼントに当たったので。
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震災後、被災地にCNNと同行しながら
ツイッターで情報発信していた自分は、
その情報発信能力に翻弄されて、
活用しながらもデマをRTしてしまったり、
物資支援などの活動の最中炎上になったりなど、
情報の多さに圧倒されてあたふたしていた。

100poke-ballin.hatenablog.com
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実際にその頃、友達も
次第に僕と距離を
とるようになっていった(SNS上で)。

それは賢明な判断だったと思う。
(ショックだったけど)

今思うと無駄な情報は多ければ多いほど
受信側の精査コストが増えてしまうので
やっかいなのだ。

震災から4年経つ今も、
インターネットに溢れる情報は特に変わらず、
何か大きなニュースがあれば
「一次情報+デマ+2chまとめ+陰謀論
などがインターネット上に溢れ出す。

最初のうちは
「多様な意見」が読めることが大事だと思い
色々記事を読むようにしていたけど
時は有限だ。

だから溢れ出ている情報の中から
優先順位をつけてインプットしなきゃいけないと思う。

そうすると、
1:1次情報(どこでいつだれがなにを)
2:記者が取材などによって深掘りした記事(専門家の解釈+当事者)
3:上記に対する反対意見
4:拾えきれていない個人レベルの声や情報
5:その出来事に時系で繋がる関連した出来事、その背景
※できるだけフィルターアウトしたい情報
陰謀論虚構新聞+デマ)となる。

日本だとそれはすべてインターネット上に
揃っているかのように見えるが、
実は2番の時点で相当クオリティが落ちている。
ということだった。

クオリティというのは
「書いている内容が」
という意味ではなくて、
記者(ジャーナリスト)が出す記事として
水準が他国と比べてとても低いということだ。

2、3含め、日本のメディアというのは
以下の面で信用するに値しないレベルといっても良いらしい。
(他国のジャーナリズムの例と当てはめると)

クオリティに関わる部分で、
特に決定的な欠点は

  1. ソース(取材源)
  2. クレジット(引用・参照元
  3. バイライン(署名)

がない部分だそうだ。

新聞やネットメディアでは署名などは
多くなってきているように思えるものの、
ニュースでよく目にする、
「関係者によると...」
「一部週刊誌によると...」
という取材源が不明な記述などは未だ多く存在する。
ニューヨークタイムズなど米国の大手メディアでは
30年も前に禁止されているらしい)
※社会的に著しい損害を得る危険がある、
生命の危機に陥る可能性があると
思われる時のみは秘匿が認められるらしいが。

ということで、
これらの要素が確認できないものは、
それっぽくても、本当の情報と
思い込まぬよう気をつけたい。

日本のニュースメディアに登場している人たちのミスマッチさ

また、ニュースメディアに出演している人たちにも、
気をつけておきたい。

僕らがニュースを見るとき、
事実の判断材料として、
その番組のコメンテーターの
意見を聞くと思う。

でも、そのコメンテーターの意見を
普段何で判断してるのだろうか?
そもそも、どんな人が
ニュースに対してコメントしているだろうか?

日本のメディアでは
タレントやお笑い芸人までが
コメンテーターとして発言しています。

その人のコメントを信頼し、
妥当だと判断する理由は?
知名度?意見が真っ当だから?

これらに左右されるのは
危険なのではないでしょうか。
いや、メディアはこう言った意見を
視聴者に判断材料として提供すべきなのでしょうか。

日本と海外ではこのコメンテーターにも
大きな違いがあるようです。

海外のコメンテーターはあくまで自分の専門分野についてのみ
意見や解説を行うものであって、
専門分野以外の自分に対してはコメントを求めないし、
たとえ求められてもコメントをすることはない。
ニュースをネットで読むと「バカ」になる

これは大きな違いですね...。
国内の重大な問題に対しても、
著名なお笑い芸人や、アーティスト、タレントの
意見を身近に感じて自分の意見も彼らを
ベースにしてしまっていはいないでしょうか。

他にも色々と日本のジャーナリズムの不思議が
多く書かれていて非常に勉強になりました。

ここに書かれていたような、
日本のジャーナリズムに対する違和感を
覚えておきながらニュースに向き合えたら
少しは以前より良い判断ができそうだと思いました。