モンスターボール100個

インターネットと一緒にあそんで、かんがえる場所

タレント広告だけが蔓延る国に未来はない。

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って思いました。まぁどこって日本のことだけど。




僕が物心ついた時から、ゲームのから新しい家電の製品から何から、
タレントがこれ見よがしに新機能を一押ししたり、
本来は使ってもいないものを大好きかのように振舞ったりした広告をずっとみてきました。

www.youtube.com

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もともと広告の仕事100%だった自分が、
広告に嫌気がさした一番の理由は、

特に大した改善もされてなくて、
買い換える必要も特にないのに、
売るために大げさに誇張して、
なんで俺はこんなどうしようもない新製品のために、
プライベートも全て捨てて作業しなきゃいけないんだ。

(クライアントは無茶振りばかりしてくるし)

って思ったからなんですけど、
これきっと俺が子供の時からずっと変わってないんですよね。
俺が生まれてから20年経って、広告制作の仕事に就くまで、
ずーっとこんな感じのことばかりしてきて。

ちゃんと顧客と向き合って、常に真に新しく
良り良い価値を提供できてなかったんだなーって。

そう思うと、最近バタバタと世界中どこでも知ってたような
日本ブランドが潰れていってるのもなるほどな〜って思えてくる。

バブルの時の経済の右肩上がりな影響もあって、
勢いよく出てきたブランド達の中で、
それぞれの成功体験に縛られて大きな変革ができなくなってしまった所が
いよいよ足元すくわれるっていう。

おそらくこれは規模が大きくなってしまうとどうしようもないことだと思うんだけど。

過去の成功体験に引きずられちゃうし、
社内政治で新しいことにチャレンジしにくくなったり。
新入社員が新しい価値を創造することより、
社内政治をどうハンドリングするかに労力割いちゃったりして
そういう理由で廃れてしまうんだろうなって。

でも、ほんと思うけど、
自社がやってるサービスに対して
タレントを使ってどうこうしようって
宣伝企画ばかりになってきた時は
オワコン化し始めてると思った方がいいよ。

対象としている人にとって、
本当に役に立つ、新しい価値を提供できてるんだったら、
タレントに語らせなくても、
その価値そのまんま引き立てるだけで十分なはずだから。

その素材自身で語れないものって
おかしいと思った方が良い。

www.youtube.com

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日本で↑みたいな広告で、世の中にヒット商品を生み出した例ってあります?
もちろんADC年鑑とか見ればあーこういうセンスの良い広告あったね!とかありますけど、
お茶の間に本当に浸透した広告でこういうの日本皆無じゃないですか?


で、日本のCMってそんなんばっか。
タレントが薄っぺらい説明する。


で、それはある程度通用すると思うんだけど、
そういう影響力で売ることをし始めると、
ますます鼻からグローバルに売ること考えて商売しないといけなくなるし、
日本はとりあえず日本のマーケットを意識した製品しか作ってないように見えるし、
ほんと目先の利益にしがみつくので精一杯なんだな...と思える。

しかも最近はそういう広告を作る方にも限界が来て、
広告業界自体のブラックさも問題視され始めて来てるし。

もう限界よねこのやり方。


それはきっとバブって、コピーライター全盛期の、
それこそ「言葉の綾」で勝負し始めた時に気付くべきだったのかも知れない。

コピーが必要ないってことじゃなくて、
そういうフェーズは一過性だぞ。って。
気付くべきだった。

もちろん知ってて、しっかり次の価値創造に投資して来たところが、
今も強く残り続けてる会社だと思うから、
日本の会社全部がという話ではないけどさ。

ほんと、今の日本のCM見てると、
日本が作るものの80%はなんの進歩もしてないな、
やばいなってしか思えない。


無理に売るやり方が変わらない限り、
このまんま日本は衰退してくのは目に見えてる。


以上。


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wired.jp
↑ほんとそれ。
海外に行って、高校時代の友人と話すことだったり、海外から日本に来ている観光客と話すことも、
日本と全然違う。この差がやばい。誰もマジで語ってない感。そして虚構にはしる感。
(虚構に関してはワンチャン別の未来が開ける可能性はあると思うけど)

とにかく今は日本は虚構に走ってるから、ならそのまんま世界とはずれて、
全体的に見ると衰退仕切っているけど、ある意味ユートピアだよなここ?みたいな国になんじゃないですかね?
あと半世紀くらいで。