モンスターボール100個

インターネットと一緒にあそんで、かんがえる場所

笑っていいとも!が終了して、88年生まれの僕が感じたこと

今日、時代が一つ過ぎ去る(んじゃないか。。またはその前兆)瞬間を見た。
それは寂しいものではあったし、いつまでも終わって欲しく無いと思えるものだったけど、
間違いなくここ10年で一番面白いテレビでの一時だった。

これから、時代はどんどんフィルターされていき、
マイノリティーは居場所を見つけやすくなりはするけど、
メジャーという「全員共感促進装置」は機能しなくなってくる。

そんな中、みんなが認める場所なんていうのは難しくなってくる。
みんなが見ていたことのある、世代を越えて、茶の間の笑いの登竜門的な場所はなくなる。

ビック3の衰退のプレリュードを見たみたいで、感慨深かったな。。


彼らの後釜(とんねるずダウンタウン爆笑問題ナインティナインウッチャンナンチャン)が、
どういった番組を提供してくれるのかが楽しみだけど、もう笑っていいとも見たいな番組は出てこないだろうと思う。

そうなった時に、誰が何をするんだろうか?

だーれも予想つかないなぁ。。


もう「あー、あれ見てたよね。」という全員共通で話せる会話もなくなる今後は、
子供達は何を見てお笑い/タレントを目指すんだろう。
バラエティというのは新しい次元に行かなきゃいけないんだろうか?


今日のフィナーレを見てて思ったのは、

まるでテレビに対するお別れ会とやっているのかと思うような

雰囲気だったということと、
タモリさんを囲んで祝うあのみんなの姿は、黒澤明監督の「まあだだよ」を彷彿した
とっても暖かい場だった。ほんとあのままタモリさん死んでしまうんじゃないかと思ったよ...。



タモリさん、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました。