モンスターボール100個

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ZOOTPIAがアメリカの「今」に真正面から突っ込んでて参った。

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今アメリカが抱えていた問題に
どストレートに突っ込んでるなんだよっていう。

この間映画を観てきました。
www.disney.co.jp

ベイマックス公開時よりは話題になっていない印象の
ディズニー最新作、zootpia。

↓観に行く数日前までこっちだと思っていた。
www.youtube.com

Ben stiller楽しみにしてたのに。とんだ勘違いでした...。

で、とりあえずあまり期待をせずに見てたんですが、
ディズニーが今の社会に映画で物申すマンしててビックリした。

Q : 何に物申してるの?

A : アメリカで2014年あたりから明るみに出た主に警官の黒人差別問題に関連する「差別」全般について。

これ、海外の出来事にあまり興味がない場合観てもわからないかもですが、
僕はもう観た瞬間に「あれ...。」って思ってしまいました。

・主人公が警官(権力側)という設定
・人が持つ他人への偏見がテーマ
・立て続けに起こる権力の乱用、癒着、不祥事等といったようなとても政治的な出来事


なんてストレートなんだろうとビックリしました。
かつてこんな政治的な映画をディズニーが作ったことありましたっけ?

ディズニーといえば昔は、古典的な映画をアニメーション化していったが故に、
それこそ偏見だらけの設定だったりしたわけですよね。
白人が白人の王子様と結婚して〜〜という、なぜか白人だけが主人公という。
いろんな批判にもさらされながら、少しずつ違う人種、アラジン、ライオンキングなど
ディズニーなりに角度を少し変えながら差別や偏見という要素を取り除いていったんですが、
何かこう、どこにも角が立たないようにうま〜くおとぎ話に落とし込んでいたような気がするんですが、
(もちろん今回もとってもうまく差別問題に関してストーリーを作りこんでるんですが)
しかし、これはどう見てもストレートだよ?直球勝負だよ。。と思いました。

これ以上感想を書くのがめんどくさくなったのでここでやめます。

意外とそこらへんに言及されてなくて、日本だとblack lives matterは感心持たれてないのかと思った。

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