自分のスキルで稼ぐ方法(デザイナーの場合)
受託は前提に、そこからどう展開できるか考えてみました。
自分はデザイナーを10年近くやっていますが、
10年の節目が近くに連れて(と同時に30歳という節目も近づいているので)
より持続できる形デザインで稼いでいくために受託以外のことも考え始めています。
受託だけに依存するのがなぜ嫌なのかは今までの投稿で書いていますので、
きになる方はそちらをご覧ください。
下記が、私が考えるデザイン(または自分の持つスキル)で稼げるであろうルートです。
1 : スキルを用いた制作受託業務
クライアントがいて、その会社・プロダクトがデザイン作業のヘルプを必要としている場合。
そのデザイン業務を受け持つことで成り立つ仕事です。
スケジュール・予算はクライアントが権限を握っている場合が多く、
振り回されることが多くなる業務です。
特に中に人を挟むとその傾向にあります。
自分がコミュニケーションが不向きな場合は中に誰か入ってもらったほうが良いですが、
そうでない限りなるべく自分で直接やりとりできたほうが有利です。
2 : スキルを使ったオリジナルコンテンツの販売
デザインの場合だと、
- ステッカー
- Tシャツ
- アクリルキーホルダー
- マグカップ
等グッズを作ることができます。
どんな人に向けて何を提供したいのかを考えて作れば意外とそこからお金を生み出せます。
私はこの間自分のやっているミニ四駆のチームのTシャツを作りました。
それをSNSに投稿して知らせた所、数名(知人周り)に売れてお金が生まれました。
今ではSUZURIやBOOTHと言った、デザインさえ作れば在庫を持たずに
Tシャツなどのグッズを作れるサービスがあります。
これらを使えば気軽にいますぐ
グラフィックを中心したブランドを作ることができます。
3 : スキル・ノウハウを他人に教える
自分の持っているスキルを、学びたい取得したいと思っている人に教えてあげることでお金を生み出すことも可能です。
Skillshareというサービスがあって、「〜の仕方」をまとめた動画をあげ、有料で見られるようにすることでお金を稼ぐこともできます。
例えばShopifyのデザイナーでもあるAdam Whitcroftさんは、
Skillshareにアイコンの作り方をまとめた動画をアップしています。
中のお金の分配の仕組みは詳しくわかりませんが、メンバーは3ヶ月で0.99ドル払うことで動画を見れるようになるようです。
Icon Design: Create a Cohesive Icon Set | Adam Whitcroft | Skillshare
4 : ウェブサービスを始める
受託から脱却しながら、世の中が求めているだろうと自分が思う
ウェブサービスだったり事業を立ち上げることで稼ぐこともできます。
自分のスキルがヒントとなって思いつく事業やサービスは意外とニーズを掴んでいたりしますからね。
ただ価値を提供できていないと一円にもならないので注意です。
私も今年の初めにクリエイター向けのポートフォリオサービスを始めました。
foriio.com
medium.com
5 : 実店舗を構える・事業を始める。
デザインはよく、商品や店舗の価値を高めるための提案をします。
それでクライアントの意向をくみ取りつつ
デザインとして綺麗・カッコ良いものができれば満足するものなのですが、
もし本当に価値を高めることができているならば売り上げにも貢献できるはず。
そしてもしそれができるスキルが備わっているなら、自分が店舗を構えてもそれが実践できるはず。
...そこまで簡単な話ではないですが、自分の事業にも活かせるのは確か。
よくデザイナーがカフェやバーを経営していたりしますよね。
アートディレクター・デザイナーの
菊地敦己さんが一時期やっていたカフェレストミモカや
DRAFT出身でD-BROSもそうですね。
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と、ちょっと考えるだけでも、
結構展開の仕様がありますね。
さーて、奮起付けのエントリーを書いたとこで、
自分自身も頑張らねば〜〜。