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モンスターボール100個

インターネットと一緒にあそんで、かんがえる場所

アートディレクター/デザイナーとして独立して半年経ち、思ったこと、気づいたこと

フリーランスの仕事、じぶんの仕事 design

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この記事は公開から一年以上経っています。
フリーランスライフに関しては
引き続き記事を書いていますのでこちらも併せてどうぞ。

100poke-ballin.hatenablog.com
100poke-ballin.hatenablog.com
100poke-ballin.hatenablog.com



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東京での生活も、もう8年目になり
どこよりも東京での生活が長くなりました。

そして今年は独立して自分で仕事をしてるわけですが
半年とちょっと経った今、感じたことをまとめてみようと思います。

今までの自分の経歴を軽くまとめると、

  • 2年半広告制作会社にてデザイナーとして働く
  • 3ヶ月程デザイン事務所で働く
  • 半年弱広告代理店で働く
  • 10ヶ月ほどソーシャルラーニングのベンチャーでアートディレクターとして働く
  • ウェブサービスを友人と立ち上げ、1年半程アートディレクターとして働く

大体去年の暮れから個人の仕事をしてはいたけど、
今年の1月から本腰をいれた独立したアートディレクター/デザイナーの活動を始めた。


独立とはいっても言ったもん勝ち。
みたいな所あるし、免許皆伝みたいなことでもない。

そんな中で半年ちょいやってみて、気づいたことを上げていこうと思う。


無駄なしがらみから解放される

「これ、本当に無駄だったなー。」と思うこと結構あります。
例えば組織にいる時ならではの社内政治って本当にくだらなかったなぁと
今思い返しても思います。

社内の誰と誰の不仲説や、チーム、部署内で必ず形成される
小学校/中学校のクラス内のような無言/無意識の中でのチーム分け。


またはこの組織で生き残る為に媚をうったり、
従わざるおえない人達とのやり取り。


そして、何よりも「会社にいなきゃいけない。」という、
なんとも無駄な時間とスペースの使い方。
特に「先輩が残っているから、帰れない。」と言ったような仕事以外での気疲れ。

誰かの下につくことで意識される「チーム感、師弟関係」。


どれも「合わないなー...。」という感じがしていました。


最初の2年くらいはそんな中でも「専門学校に通う為に知人に借りた学費を返済するまでは継続して稼いで返しつづければ!」という思いと、その文句を言う資格があるレベルまで自分のデザインのスキルが達していなかったので、忍耐して頑張らなければいけない、糧にしなければいけないという思いもあり続けれていたのだと思います。「石の上にも3年。」って自分に良く言い聞かせていました。


でも、ニュージーランドに5年留学して、思春期のほとんどをそこで過ごしたので「マイノリティ」であることになれていて、自分の意見が違ったり/ユニークすぎて理解されなかったり、体験が違って共感されにくかったり、なんとなく距離を置かれることには違和感無くて、その中で自分で楽しみを見いだして生活することになれていたので、その上で何かの窮屈な基準に合わせるという風習はほんと合わなかったなー、無理してたなー俺。無理してたから切れ痔になっちゃったんだなー俺。って思いました。(まぁ、この距離を近づける努力もしなければデザインできなかったりしますけど。)

すべて俺の責任だから、明日死んでも俺の責任。自由の代償に気づく。

これは、単純に仕事の責任もそうですし、自分が食っていけるかということもそうですよね。

仕事がこないのも自分の責任で、仕事のクオリティや制作の進行、モチベーションの管理まで全ての善し悪しが自分次第。


愚痴って、先方と取り合ってくれる先輩もいなければ、うまくギャラの交渉をしてくれる営業の人もいない。誰がいるかといったら、ただただ自分だけ。


イデアを考えるのも俺、道筋を考えるのもおれ、クライアントの提案や方向性に気まずくなること覚悟でもつっこまなきゃいけないのも俺。


でも、そうしなくてもいい。でもそうしなかったら、そうしなかったなりの結果がついてくる。 Consequenceってやつですね。


そうすると、仕事/生活のクオリティも自分のコミュニケーション次第になってきますね。だからやっぱりうまい人付き合いや、ストレスの発散の仕方、支えあえるコミュニティ等が自分のまわりに必要な程度できているかがとっても大事になってくるなと思いました。


独立すると、どんな仕事を受けるかも自分次第になります。
そうなると色んな人と仕事をすることになり、必ずしも制作に携わった経験がある人でないケースや、デザイナーやデザインの力を信じていない人とも仕事をしなければいけません。はたまたデザイナーを事業のあらゆる問題を解決してくれる神かなんかと勘違いしているような人も。


そういった違う人との付き合いの中で「自分がどう関わればうまくいくのか」ということをうまく見つけてゆく。それがとても大事だなぁと思います。


なので、独立してからは本当に方書きが定まりません。
ある時はクリエイティブディレクター、ある時はアートディレクター、ある時はデザイナー、ある時はフロントエンドエンジニア...などその時で役割が違います。


ここまでくると、名刺を作るのもめんどくさいです。
だから最近は名刺作ってません。渡してません。
出来ること色々ありすぎて、その分の名刺なんて何パターンも作ってられないから。
まぁ、これは時と場合によるので、たまに怒られたりしますけど。



それでも、自分の人生を自分のとって価値のあるものに使える最低限の「人権」がこの働き方には備わっている気がする

色々と苦労することがありますし、まだ半年ちょっとで、
やっぱりお金の面ではまだまだお先真っ暗や!って思うことがあります。

でも、僕は特に過剰なまでに金銭的/地位/名誉などの成功を求めている訳ではないので、そこまで強欲にくらすこともしなければ今のままで全然生きていけます。まだそこまで稼げていませんが、毎日幸せです。

起きたい時に起きて、自分の好きになれるクライアントと仕事をして、好きなものをよりよくするために自分のスキルを使うことができて、大切な人達との時間もしっかりコントロールできるので、とっても好きです。

極端な例で言うと、昔なら家族や友人との予定も会社の為につぶさなければいけませんでしたが、今ではそれを自分の人生において並列に見ることができます。
そしてそのイベントと仕事を自分で管理できるので自分次第で全然どちらもこなせちゃいます。



目指す所は、ここからさらに効率よく、さらにもっと好きなジャンルに関わっていけるかを模索して、昨日のイケダハヤトさんのつぶやきにあったような


というところまで生きたいですね。


となると、もっと稼ぐか、もっと固定費を減らして、自分の人生の中で流れるお金の仕組みをもっと良いものにしていかないといけません。


こうゆう風に、制作物としてのデザインのクオリティだけでなく、幅広い視野で自分の人生をデザインすることにもっと積極的取り組む機会がふえるのもとっても面白いです。

先程も言いましたけど、お金とかの交渉や、見積もりや、スケジュールの調整も会社勤めだと普段はやる必要がなかったりしますからね。


さて、あと残り数ヶ月の2014年。後半戦はどんなフリーランスの生活がまっているのかとっても楽しみです。


100poke-ballin.hatenablog.com
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追記
色々反響あり嬉しいです。コメントくれた方々ありがとうございます。
返信がてら追記しておきます。


これ、これわかるなー。ってTwitterでもRTさせてもらったんですけど。
本当にそう。一度だけ「私を見てー!!!!」という感じの方とお付き合いさせてもらったんですけど、僕はもう速攻でアレルギー反応が出てしまって別れてしまいました。自分のライフスタイルを受け入れてくれた上でサポートしあえるパートナーがいいなぁ。すごい言い方気をつけないとですけど、やっぱり自分を“あげて/さげて”くれる女性って見分けないとですよね。


そうですねぇ。なので技術の鍛錬を怠ったり、現状維持なんて言葉を唱え始めた時には自分にその結果が跳ね返ってきますよね。割とすぐにw